50代、60代と年齢を重ねても、元気で活力のある生活を送るためには、食生活を見直す必要があります。しかし、仕事や介護、育児などが忙しいと、簡単に調理できるインスタント食品や冷凍食品に頼ってしまう人は少なくありません。
野菜や果物をあまり食べない人は、ビタミンやミネラルが不足し、倦怠感や疲労、ニキビ、肌荒れなどをもたらします。そこで、ほうれん草やトマト、きゅうりなどの緑黄色野菜に海藻類、青魚などを積極的に食べましょう。
近年では肉類中心の食生活の人が増えており、いわしやさば、サンマなどの魚を食べる機会が減少しているのが実情です。魚を食べない原因には、調理の面倒臭さも影響しています。スーパーでは、3枚おろしなどの下処理をしてもらえるので、料理の負担を減らしたい人は利用しましょう。また、簡単に調理できる刺身や切り身を購入するのも1つの手です。魚にはDHAやEPAが豊富に含まれており、脳の血流を促進する働きがあります。
一方、豆腐や納豆、おからなどの大豆食品は、比較的安価で購入することが可能です。良質なたんぱく質や大豆イソフラボンが、豊富に含まれています。特に納豆は美肌効果も高いので、肌荒れやニキビで悩んでいる人におすすめです。
栄養バランスのいい食生活を続けることで、健康維持や生活習慣病の予防になります。肥満気味の人は、標準体重や痩せ型の人に比べると、病気に罹るリスクが高いです。若いうちから、食生活を見直す努力をしましょう。ダイエット中だからといって、食事を疎かにするのは厳禁です。
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